医療脱毛でも起きる毛嚢炎と治し方

毛嚢炎という症状について、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

医療脱毛にも、副作用があります。
照射後にはヒリヒリ感があり、皮膚が敏感になったりします。
また、照射エネルギーが多すぎたり剃毛がいい加減だと火傷のリスクもあります。
無事に照射を終えたとしても今度は感染のリスクもあります。
そして、医療脱毛後に比較的起こりやすい感染が毛嚢炎なのです。
今回はモアナレーザークリニックの医師が毛嚢炎について解説します。

毛嚢炎

毛嚢炎って何??

毛の根元にある毛包で起きる炎症のことです。
これは皮膚に普段からいる常在菌が毛包で異常繁殖する現象です。
黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌、マラセチア菌などありふれた菌が原因となりやすいです。
毛抜きや剃毛、医療脱毛が原因となることが多いので覚えておいて損はないでしょう。
ちょっとした傷から毛包を中心として感染してしまうのです。

毛嚢炎の症状

毛穴のある部位で炎症が起こります。
赤くなり、中央に膿が溜まったりして皮膚が盛り上がることがあります。
この状態を膿疱といいます。
炎症が強くなると軽い痛みを伴うこともあります。

1つだけできることも、沢山出来ることもあります。
出来やすい部位はうなじ、ふともも、おしり、VIO領域です。
炎症が強くなると一つの毛包だけの話ではなく、皮下に膿が溜まり範囲が広がることがあります。
これは『よう』と呼ばれ、毛嚢炎の重症な状態ですぐに治療が必要となります。

毛嚢炎の治療方法

①皮膚を清潔に保つ

毛嚢炎の原因は皮膚の常在菌です。
シャワーを浴びるなどして表在菌の量を減らしておくことが有効です。
ただ、長風呂などで皮脂を取りすぎるのも良くありません。
医療脱毛を行った直後は緩めのシャワーがおすすめです。

②触らない

ついつい気になって触ってしまう方が多いですが、触って刺激を与えるのは良くないです。
適当に膿疱を潰したりはもってのほかです。
色素沈着してしまっては、せっかくの美容のための医療脱毛も台無しです。
膿を出すにしても医療機関で行うべきなのです。

③保湿をする

皮膚にはバリア機能があります。
カミソリや毛抜き、医療脱毛などで一時的にバリア機能が壊れるとそれをきっかけとして感染が起こるのです。
保湿をすることでバリア機能を強化することができます。
医療脱毛直後は特に保湿が大切です。
当院では施術後に使う保湿剤を無料で配布しておりますので、お使いください。

④外用薬、内服薬を使う。

毛嚢炎がひどい場合は薬剤を使った方が良いことがあります。
まずは治療として外用薬を使用しますが、場合によっては抗生剤の内服を行います。
毛嚢炎は自己処理でもサロンでも医療脱毛でも起こりえます。
モアナレーザークリニックでは施術を看護師が行い、診察や処方は医師が行いますので大きなトラブルになる前に治療が可能です。
炎症が強くなりすぎると、色素沈着を残すことがあります。
少しでもご心配になられた場合は、メールや電話で大丈夫なのですぐにご相談ください。

【この記事はモアナレーザークリニックの代表医師が自ら執筆しました。】
私の専門はAGAなどの発毛治療と手術麻酔です。
毛を生やす治療と痛みをなくす治療を得意としています。
痛みを最小限にしつつ発毛細胞を居なくするにはレーザーの使い方にコツがあります。