痛みの強さは1発当たりのレーザーの出力に比例します。
当院では1発単位のレーザーを弱めることで痛みを少なくしました。
その分、照射回数を多くして、しっかり熱を溜めるので脱毛効果は高いのです。また、レーザーを連続照射すると熱が溜まります。
この熱量によっても痛みの感じ方は大きく変わります。
つまり、照射技術によっても痛みの感じ方が変わってしまうのです。
当院は痛みを減らすことにこだわっております。
痛みが少なく綺麗になれる、そのようなクリニックを目指しております。

人はそれぞれ体形や体格に違いがあります。
これは脱毛効果にも影響してきます。
当院では体の各パーツごとの面積を測定します。
それによって脱毛のムラを減らすことに成功しました。
また、照射熱量を各部位ごとに細かく設定しております。
脱毛効果を部位ごとに判定して、きめ細やかに熱量設定を行っております。良いレーザー機器と丁寧な施術によって、脱毛効果が高まるのです。

レーザーは体毛にあるメラニン色素に吸収されて熱に変わります。
この熱を使って脱毛するのですが、実はメラニン色素は皮膚にも存在します。そのため、体毛だけでなく、皮膚の温度上昇も同時に起こってしまうのです。
色黒な方は皮膚の温度が上がりやすくダメージを受けやすいのです。
当院の照射方式は1発1発のレーザーの出力が弱い蓄熱式です。
この方式ですと色黒な方でも安全に脱毛が可能なのです。

蓄熱式での医療脱毛では熱破壊式と違って炎症はほとんど起きないことが分かっています。
蓄熱式では50度～60度程度の低温で脱毛しますが、これは熱によって直接的に組織の破壊を起こしているわけではありません。
温度上昇をきっかけとして、安全な細胞死のプログラム(アポトーシス)を発動し、体毛を作る細胞だけに安全にアプローチするため、持病をお持ちの方でも脱毛することができます。
例えば、アトピー性皮膚炎や湿疹などの皮膚症状がある患者さまでも脱毛可能になります。

安全に脱毛することを追求していくと蓄熱式にたどり着きます。
蓄熱式レーザーの登場により、トラブルを起こしやすい色黒肌やアトピー性皮膚炎などでも脱毛できるようになりました。
安全域の広いこの照射方法はお子様から大人まで脱毛することができます。熱破壊式と違って無駄な炎症も起きませんので、長期的にも安全性が高いと考えられます。
特に痛みが少ないためお子様にも適していると言えます。

産毛はメラニン色素が少ない体毛なので、熱破壊式で脱毛するのは困難です。レーザーを吸収するメラニン色素が少ない分、1回のレーザーの照射量を増やさないとダメだからです。
一方、蓄熱式レーザーは何度も照射することができ、メラニン色素が少なくても産毛を温めることができます。
お顔の細かい産毛を脱毛すると、スキントーンが明るくなりお化粧のノリも変わってきます。