蓄熱式の医療脱毛では体毛はどのように抜けるの?時間がかかるの?

光脱毛や熱破壊式レーザー脱毛は体毛の根元にある毛根に作用します。

毛根が破壊されると体毛はすぐに抜けてきます。

これに慣れている患者さまは蓄熱式医療脱毛を経験されると違いに気づかれると思います。

蓄熱式の医療脱毛では体毛が抜けるまでに時間がかかる!!

当院で採用しているレーザー機器は3波長搭載型の蓄熱式脱毛機器になります。

蓄熱式というのは従来のショット式レーザーのように強いエネルギーで毛根を破壊しません。

弱いレーザーを高速で何度も照射することで体毛をじんわりと温めます。

体毛を生やす元となる細胞が体毛の周りにあるバルジ領域にいるのですが、これを狙い打ちしているのです。

毛根を破壊されているわけではないので体毛はすぐには抜けてきません。

照射した後も毛根はまだ元気ですから、体毛もしばらくは育ち続けます。

2週間~4週間ほどで、この体毛も成長を止めてようやく抜けるサイクルに入ってきます。

熱破壊式と違って蓄熱式は体毛が抜けるまで時間がかかるのです。

このように蓄熱式レーザーは毛根ではなく、体毛を生やす細胞に作用するのです。

体毛を抜くイメージの熱破壊式とは違い、生えてこなくなるイメージなのが蓄熱式医療脱毛なのです。

照射された体毛全てが抜けるわけではありません。それでも生えてこなくなります。

レーザー脱毛は照射された全ての体毛が抜けるわけではありません。

全てを抜くような強い照射の仕方だと一部で火傷を作ってしまいます。

火傷を作らないように最大のエネルギーを照射するのが医療脱毛では大切です。

全てが抜けなくても体毛の元となる細胞は確実に減って行きますから、ご安心ください。

体毛が抜けて行く過程でまだら状や線状に体毛が残る時があります。

これは体毛の生えている角度や細胞の数のムラに原因があります。

体毛の角度が違うとレーザーの吸収量に影響が出ます。

細胞も場所によって違うのは当然とも言えます。

ショット式の場合は照射漏れをする可能性がありますが、蓄熱式の場合は何度も照射をかさねるため照射漏れは起こりにくいのです。

このまだら状や線状の脱毛を防ぐには照射回数を増やすのが良いです。

5回程度の少ない回数の照射の場合はこのまだら状や線状の減少が起きやすいです。

これはある程度は我慢が必要なのかもしれません。

しっかり脱毛するには熱破壊式にしても蓄熱式にしても8回以上の回数が目安になると言われています。

少ない回数で最大の脱毛効果にするためには・・・

当院の医療脱毛は照射エネルギー量にこだわっています。

脱毛効果を最大にするために最大の照射エネルギー量まで照射します。

患者さまによって体格が違うため、体の部位ごとの面積を測定します。

こうすることで安全で最大の効果を出せる照射エネルギー量を計算しているのです。

このデータはカルテに保存して、次回の照射にも役立てています。

蓄熱式医療脱毛は安全性が高いと言われています。

熱破壊式と比較して副作用が少ないからです。

そのため、一律に設定して照射しても大きな問題になることは少ないでしょう。

多くのクリニックではこのような適当な照射方法を採用していると思います。

しかし、それでは効果が低くなってしまう患者さまが多いのではないでしょうか。

少ない回数で最大の脱毛効果にするためには施術期間を2カ月~3カ月にして、最大のエネルギー量で照射してくれるクリニックを選ぶことが重要だと思います。

モアナレーザークリニック総院長 田坂洋介